変化する時代と共に
自らも成長していける
営業部(企画営業) 2016年入社
INTERVIEW 先輩の声
大学時代の学びが活きる職
“印刷会社の営業”という仕事を知ったのは、大学時代でした。文芸学科で文学について学び、サークル活動としてフリーペーパーを制作。編集長を務めていたこともありました。フリーペーパーや雑誌などの制作を行っていた私が“印刷会社”の営業となったきっかけは、「ゼミ誌」の制作でした。「ゼミ誌」とは、大学のゼミ内で制作する雑誌のこと。企画〜デザイン〜編集〜印刷までをすべて学生が行い、1つの印刷物が出来上がるまでのプロセスを体験しました。印刷会社の選定も自ら行い、実際にその印刷会社の営業とやりとりする機会があったのです。その際に“印刷会社の営業”の仕事内容を知り、ものづくりを支える仕事に興味を抱いたことがきっかけでした。
いまでは企業、市役所、商工会、観光協会などの印刷物の制作をお手伝いしています。内容は伝票・帳票・封筒といった事務的な印刷物から、お祭りやイベントのチラシ・ポスターといった高いデザイン性が必要な印刷物など。担当する業種も印刷物の種類も多岐にわたるため、業界調べや印刷の知識も必要になりますが、上司や先輩のサポートがあるため安心して業務に取り組めています。
確認を怠らない。感謝を忘れない。
印刷物を制作する際は、お客様、デザイナー、コピーライター、工場、仕入先など、多くの人が関わってきます。営業は中間の立ち位置を担い、お客様と社内作業者の窓口として進行管理を行います。業務を進める中で注意すべき点はたくさんありますが、特に心がけていることが2点あります。
1つは「確認を怠らないこと」。関わる人が多いほど、情報共有は複雑化していきます。懸念点はすぐに確認すること。何事もうやむやにしないこと。両者の声をそれぞれに正しく伝えること。確認作業は密に行い、全員が気持ち良く仕事に取りかかれる状態にしたいと思っています。
もう1つは「感謝を忘れないこと」。お客様に対してはもちろん、社内の作業者、工場、仕入先に対しても同様に感謝を声に出して伝えています。営業という立場上、指示をする場面も多く、伝え方に注意しなければ傲慢な態度に見えてしまうことも。仕事だから、と割り切るのではなく“全員で作り上げていく”という意識を忘れず、尊敬の念をもつことが良好な人間関係、円滑な業務遂行に必要不可欠だと実感しています。
業種問わず、あらゆる仕事に携われる
当社の魅力は「仕事の業種を選ばない」という点です。メーカーや商社の場合、お客様のジャンルはある程度偏ります。しかし、印刷業はすべての業界から必要とされます。個人経営のお店から、官公庁、法人、団体、学校、企業など、さまざまな業種の仕事に携わることができるのです。
私自身、大学で文芸学を専攻していたということもあり、ジャーナリズム(※1)について興味がありました。営業という職を通して、多種多様な業種のお客様からリアルタイムで話を聞けるという点は、ジャーナリズムの観点からも非常に面白い経験だといえます。「お客様の困りごと=時代背景の表れ」という認識のもと、変化の早い現代の流行や話題も柔軟に取り入れ、お悩みを抱えたお客様に寄り添える営業活動を心がけていきます。
(※1)新聞・雑誌・ラジオ・テレビなどのメディアにより、時事問題の報道・解説・批評などを伝達する活動の総称のこと。